こんにちは。ルノルマンカード占い師の狐月庵です。
ルノルマンカードってご存知ですか?^^
鏡リュウジ先生が本を出版されてからだいぶ注目を帯びるようになってきました。
このページをご覧の方は、「名前は知っている」以上の方がほとんどかとは思いますが、一応ご説明しておきます。
ルノルマンカードとは
カードゲームだったんですね。
しかしマドモアゼル・ルノルマンが使用していたカードとは別物で、ルノルマンの死後、出版社が占いカードを出版するにあたり、カードに箔をつけるために一世を風靡した占い師マドモアゼル・ルノルマンになぞらえてこの名前を付けたそうです。
さいころをふってすごろくのような遊びをするために作られたカードが現在のルノルマンカードの元祖。
36枚が一組になったもので、当時この遊びは「希望のゲーム」と呼ばれていました。
希望のゲームの解説書には、このカードを1段に各8枚並べ(4段)残った4枚を5段目の中央に並べて、男女のカードが隣接するカードをリーディングする占いの方法も記されていました。
この占いの方法こそがルノルマンカードの奥義「グランタブロー」です。
グランタブローとは?
グランタブローには、36枚展開することには変わりはありませんが、並べ方は何種類かあり、有名なのは
①一段に各9枚並べた合計4段を並べるスプレッド
②希望のゲームと同じ1段に各8枚、余った4枚を5段目中央に並べるスプレッド
この2種類でしょう。
遠近や隣接するカードをリーディングしていくことには変わりはありませんが、②の希望のゲームのスプレッドではやや読み方が変わります。
私は個人的に、与えてくれるメッセージも多く、伝統的であるゲームが出版された当時のスプレッドのほうがお気に入りだったりします。
しかも男女が中央で向かい合う恋占いらしいハウス^^
また、このカードには36枚すべてのカードに番号が振られており、ランダムに並べられたカードが本来収まる位置になんのカードがシャフルされてるのかを確認することで占う方法もあります(ハウス読み)。
私のミスティカルルノルマンというカードだと左上に記されています。↓
まだ記事のさわりなので詳しくはご説明しませんが、後々記事にしていきたいと思います。
マドモアゼル・ルノルマンてどんな人??
幼少期より近しい人物の相次ぐ死別を経験し、修道院へ。
サイキックな能力を持ち、お世話になっていた修道院の秘密を暴いてしまい、追い出されます。
翌年職場の同僚が、持っていたタロットカードで彼女を占い(太陽と力のカード)、のちに成功する人物であることが明らかになりました。
占いの専門書(数秘術)を手にし、そこから彼女の占い人生は始まります。
占いに強い関心を抱き、数々の占術を学びあげたフランス革命時代を生きた女性です。
本名はマリーアン・アデレイド・ルノルマン。
卵占いやコーヒー占い、数秘術やカバラ、その他手相やタロットなど様々は占術を用いていましたが、ルノルマンが占いを始めた当初は、貧乏で買えなかったからという理由でトランプ占いを行っていました。
現在のルノルマンカードのように36枚を並べて行ったそうで、現在のルノルマンカードにもトランプのデザインがなされているものがあるのはこのためです。
これだけBIGな顧客の数々だったので、鑑定料はもんのすごい額だったようですが、やはりそれだけ政治に影響を与えてきたアブナイ現場なので逮捕・拘留を繰り返しています。
しかしそれでも彼女の占いの館には行列が絶えなかったそうです。
「超ヤバイ占い師」かもしれませんが、占い師というよりは超能力者といったほうが良いかもしれませんね。
占いをする以前に未来予知的な能力が働いていて、その補助の役目を術具が担っていたのではないかな~と私は個人的に思います。
最後に
この記事をご覧の皆さんが共通して持っている悩みといえば、
「独学で学びたいのに参考文献が少ない」
「先生に習おうと思うとお金がかかる」
ではないでしょうか。
現在町の書店で手に入りやすい日本語訳のルノルマンカードについての情報が記された専門書はあまりなく、タロットほど知れ渡っているわけではありません。
まだまだ日本語訳された書籍が少ないので私自身独学で始めた当初はルノルマンカードの勉強をするにあたって苦労したことがたくさんありました。
今から独学で始めようとしている方、同じ悩みを抱えている方たちの手がかりや救いになれたらと思い、このブログをはじめました。
目指せ、よく当たるルノルマン占い師。
今後とも、よろしくお願いいたします。
狐月庵