カードのセンテンスイメージを一枚ずつお伝えするページです。
意味を覚えるのではなく、ぜひイメージを作り上げてください。
雲・・・
子供のころに通学路ではない道というか崖なんですけどね、滑り降りて家まで帰っていたんですが。
すべての崖を滑り降りて一息ついたら自分のTシャツにですよ。
くそでかい女郎蜘蛛がついていたわけですよ。
びっくりしすぎて声も出なかったですね。
自分でも驚くくらいの速度で足踏みしていました。
とってもらいたくて一緒にいた友人に木の棒を渡したいのに、ド根性グモ状態の私が走って追いかけても友人は逃げていくわけです。
あんなに肝を冷やしたことはありませんでした。
そのクモじゃないんですけどね。
ルノルマンカード占い師の狐月庵です。
本題に参りましょう。
概要
<キーワード>
混乱、不安、あいまい、隠される、不調、悪天候、悪い展開、まじりあう二面性、スモッグ、ガス、霧
<種別>
ネガティブカード
<健康>
肺、呼吸器
<時期>
6日、6週間、6カ月、6年
<人物>
気まぐれ、癇癪もち、精神疾患者、二重人格
解説
このカードも、おそらく白い雲と黒い雲の構図で描かれたカードがほとんどかと思います。
見た目にもわかりやすい雲のカードです。
もやもやと立ち込め、太陽や月を隠し周囲を暗くする雲は想像通りの意味を持ちます。
物事の本質を曇らせ、行き先を怪しくするために、あいまいにさせたり不安な気持ちにさせたりします。
また、2色の雲が中央でまじりあう絵がほとんどかと思いますが、それは相反するもの同士が混合しようとする葛藤を表します。
この際現れる特徴としては表面上は特に問題がないように見えてしまうことです。
例に出すとすれば、仮面夫婦とかうわべだけのお付き合いとかそんな感じでしょうか。
人間関係について占った時にこのカードが近くに出たら、一見普通の状態に見えますが内面で何かしらの問題(文句や不満、トラブル)を抱えた状態ですよということになります。
どういった問題を抱えているのかは周囲のカードをよく確認してみましょう。
雲が物事の本質を隠すとき、事態に混乱を招きます。そんな時はいったん状況を整理し、見通しを持たせることが大切です。
また、白い雲側のカードと黒い雲側のカードで読み方が変わります。
白い雲側に隣接したカードは、「今はもやもやした状態でも、近いうちに解消されます」という意味になります。
黒い雲側に隣接したカードは、「今のもやもやした状態はこれから深刻化していきます」という意味になります。
恐ろしい子!
しかし何がどうあれ所詮雲。風と共にいつかは去るものです。
隠れた真実をしっかりと顕在化することで風が吹く時期も早まるでしょう。
もやついた状態はそこまで長期化するものではありません。
もう少し単純にとらえる読み方もあるのでご紹介します。
感情的にとらえるのではなく、「濁った気体」ととらえることでリーディングの幅が広がります。
都会のスモッグなのかもしれませんし、喫煙者のたばこかもしれません。
ガス状のものを連想しましょう。
また、ルノルマンカードで明日の天気を占うことはあまりないかもしれませんが、一応「悪天候」と読みます。
ぐずついた天気です。ここに魚が加わると大雨になるのでしょうかね。
(普通に読むと稼ぎは普通でもお金のことで困ることがある、金銭関係の不安と読めます)
今日のところはここまでです。
キーカードの隣に出てくると小さながっかり感を味わうかもしれませんが、いつか晴れるものであるということを覚えておいてください。